発語がほとんどなく、1歳半健診で指摘を受けた

学年:
未就園のお子様
お困りごと:
自分の気持ちを言葉にして伝えられない

言葉を発することが少なく、何を伝えたいのかがわからないため、子どもが思っていることを理解するのが難しいです。指さしはするのですが意味のある言葉が出ないので、同年代の子たちのような簡単な会話ができませんでした。

成長につながった活動・トレーニング

  • 低月齢であるためお子様のペースに合わせた母子分離を行い、安心できる環境づくりに配慮しました。
  • 手遊びやおもちゃ遊びの中で擬態語・擬音語を取り入れて、一語一語への印象付けを徹底しました。
  • ご本人の〈伝えたい!〉という気持ちを尊重して、目線や仕草での会話を大切にしました。
  • 「かして」の『て』の一言でも発した時には、たくさん褒めて、言葉が伝わった時の喜びをおおいに共有しました。

成長した姿

  • 指さしやお母様の存在に頼らなくても、自分の思いをスタッフに伝えられるようになりました。
  • 挨拶や呼びかけに応じてお返事をしたり、手遊び歌のワンフレーズを口ずさむようになりました。
  • 自分の名前や色、おもちゃなど、簡単な単語を喜んで発するようになりました。

現在の目標

相手が大人ではなく同年代のお友だちであっても、言葉のやりとりができるようになることを目指しています。