成長のストーリー
指示の聞き逃しにより活動開始が遅れ、気持ちが不安定になる
- 学年:
- 年長のお子様
- お困りごと:
- 集団での指示理解が難しい
幼稚園では集中力を保つことが難しく、立ち歩きや、活動に取り組んでいる友達に話しかけたりする行動が目立ちます。
成長につながった活動・トレーニング
- 『気をつけの姿勢をとる → 話し手の顔を見る』という一連の動作を明確にし、話を始める前に毎回『聴く姿勢をとる』と伝えることを繰り返しました。
- 聴く場面では“耳を働かせる”ことを意識づけ、聴く=耳を使うというイメージを高めることで、聴くという行動の定着を促しました。
- グループの中で、それぞれに短い指示を出し、3人で行うことで完結する活動を行いました。
成長した姿
- 聴く姿勢とあわせて自分の耳に触れたり傾けたりする動作が見られるようになり、“聴くこと”への意識や姿勢が安定してきました。
- 指示の聞き取りが安定し、適切な行動へつなげられるようになってきました。
- 自分への指示をしっかり聴こうとする気持ちが芽生え、友達との一体感も感じられるようになってきました。
現在の目標
現在は、集団の中でより複雑な指示を聞き取り、状況に応じて的確な行動がとれるようになることを目指しています。